中古トラックの買取をしてもらいたいと考えている人もいるかもしれません。トラックは業務用ですから、自家用車と比較して走行距離が長くなっても耐えられるように初めから設計されていますので、自家用車の感覚でこれはもう買取で値段はつかないだろうと思うようなケースでもしっかりと値段が付く場合があります。乗用車では10万キロも走れば相当に消耗が激しいと考えられ中古では買い叩かれてしまいますが、トラックでの10万キロは新車に近いレベルと見なされることもあるくらいで、小型車であっても20万キロから30万キロ走ることは十分にありますし、中型車から大型車となるとさらに伸びます。とくにディーゼルエンジン搭載の大型車になると、50万キロとか場合によっては100万キロに達することさえ珍しくなく、それだけ買取の余地も大きくなります。
ディーゼルエンジンはもともとガソリンエンジンに比べて耐久性が高いですし、大型車は長距離の走行が前提になっていることが普通ですから、それだけ頑丈に作られていたり、多少の劣化が発生してもそのパーツだけを取り換えれば済むように設計されていることも多いためです。一方で日頃のメンテナンスも欠かせません。パーツが取り換えやすいようになっているというのは、言い換えるとそれらがむき出しになっていて外部から容易にアクセスできるということでもありますので、環境要因とか外からの力で劣化したりもしやすいからです。